【推しの子考察】劇中劇の可能性、「この物語はフィクションである」の意味
※推しの子原作最終話まで読んだ方向け ※ネタバレ注意
※ふせったーに以前書いた文章(2024年12月15日)を再掲しています。
【アクルビ漫画/劇中劇の話】
— 鞠乃りの (@marino25rino) 2024年12月15日
※最終章読んだ方向け
公式のコミックエンドロールで「この物語は○○○○○○である」って2回も念押しされていたのを見て、「【推しの子】って実は○○○だったのかも…?」って思ったりしました。 https://t.co/53zVAPFvON
「【推しの子】は劇中劇かも…?そうじゃないかも…?」って思った理由。 pic.twitter.com/KrN7mekErz
— 鞠乃りの (@marino25rino) 2024年12月16日
【アクルビ漫画/劇中劇の話】
※最終章読んだ方向け
公式のコミックエンドロールで「この物語はフィクションである」って2回も念押しされていたのを見て、「【推しの子】って実はドラマだったのかも…?」って思ったりしました。
エンドロールには「特別協力/読者」って出ていたわけだし。私たちも【推しの子】ってドラマを見ていた視聴者だったのかも。
推しの子は、キャラクターと読者が同一の世界にいて、演者とファンの関係であるかのような、そういうイベントが多いですよね。(「苺プロ広報部」「ファンアリーナ」「【推しの子】展~推しの舞台裏~」とか)
【】の意味は何なのか、意味は一つだけなのか、複数あるのか、なぜ二重括弧なのか、そもそも今後明かされるのか……今の時点では何も分からないけれど…(明かされないタイプの劇中劇って可能性もある)
でも、もし【推しの子】がドラマだった場合、原作の1話冒頭とか扉絵とかに出ていた、アクアのアイドル姿にも説明がつく気がするんですよね。アクアとルビーは双子アイドルをやっていて、【推しの子】のドラマにもW主人公として出演している、みたいな設定でもいける。
劇中劇設定でアクルビ漫画は描いたんですけど、私も「劇中劇だ!」って確信があるわけじゃないのです(うすぼんやりと「劇中劇…かも…?そうじゃない…かも…?」って思っている程度)。
ただ、公式のコミックエンドロールがかなり劇中劇っぽい作りだったので、「こういう解釈をしてもいいよ、って余地を残してくれているのかな…?」とは思いました。劇中劇だとしたら、アクアとルビーはきっと今も元気に過ごしているんだろうなーって想像もできますし。(アクアとルビーが「ただいま」「おかえり」って言ってるシーンを描くのは、やっぱり楽しかった…!)
エンドロールの最後に、「この物語はフィクションである。でも、きっと嘘じゃない」という言葉があったので。仮に劇中劇だったとしても、劇中劇じゃなかったとしても、【推しの子】という漫画に存在したキャラクターの気持ち自体は嘘じゃないんだって、今はそういうふうに思っています。
---------------------------------
劇中劇設定として短いアクルビ漫画を描いてますのでこちらも良かったら。
【Pixiv】
【X(旧Twitter)】
【推しの子】最終章 ネタバレ注意
— 鞠乃りの (@marino25rino) 2024年12月15日
この物語はフィクションである。/アクルビ (1/2) pic.twitter.com/YuWQ3zgPxZ
【推しの子165話感想/考察】星野ルビーと有馬かな、それぞれの反応
※推しの子原作165話読んだ方向け ※ネタバレ注意
※結構な重大ネタバレあるので、アニメ派、単行本派の方は非推奨。
※ふせったーに以前書いた文章(2024年11月7日)を再掲しています。
【推しの子165話感想/考察】
— 鞠乃りの (@marino25rino) 2024年11月7日
※アクルビ推しの文章です。ネタバレ注意!
皆、みんな○○。 https://t.co/MdZqU0LLTG
※アクルビ推しの文章です。ネタバレ注意。
皆、みんな辛い。
※アクルビ推しの文章なのでご理解くださいね。解釈違いの場合はブラウザバックを…!
★カミキが想像以上に怪物だった
思っていたより、カミキのやらかしの規模が大きかったことに衝撃。アクアとあかねちゃんがやったことで、組織が壊滅したなら良かったのか…。そういう意味では、アクアが命を懸けたことに意味はあった……のかな。
(いや、でも……命をかけずにカミキを倒してほしかったよ、という気持ちは消えない)
★重曹ちゃんの件
すしのこのときに約束していたけれど、まさか本当にするとは思わなくて…。
行動も言動もアウトなのはいうまでもなく。ご遺体を叩く行為は、下手すると死体損壊罪に問われるのではないでしょうか。(刑法第190条)
ーーーーーーーーーーーーーーー
(死体損壊等)
第百九十条死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、三年以下の懲役に処する。
引用:e-gov 法令検索│刑法第190条
ーーーーーーーーーーーーーーー
ご遺族しか被れない、ベール付きの帽子(トークハット)を被せたのは、意図的にだと思います。服も白襟だし…小さな子どもなら白襟でも良いけど、大人は一応ダメなはず。重曹ちゃんだけ服装がちぐはぐなんですよね。(まあ、サングラスが二名いるけど…外すと誰か分からなくなるっていう漫画的な事情?)
あと、棺に花を供えるのって、そもそも出棺前の最後のお別れのタイミングだし……そもそもお悔やみの場では、ご遺族の気持ちを最優先にするのが参列者のマナー。悲しいのは自分だけじゃない。だから、最後のお別れであの騒動を起こすのは、本来あり得ない程のマナー違反なのですよ。
ご遺体に手を出しただけでなく、アクアを大好きだった人たちが供えた花を、重曹ちゃんは自分の気持ち一つで荒らしたのだから。ましてや恋人ですらない、友人の一人。まったく擁護はできない。
それにおそらく、亡くなり方からしてエンバーミング(生前の姿に近づける処理)をしているはず。ミヤコさんがお金をかけて、愛情をかけてエンバーミングしたはずなので……それを叩くのは、ね。あまりにも。
ただ、キャラクター描写として一応、理解はできる。今までの言動・行動を見ても一貫しているから。ただ、重曹ちゃんのことが好きな方にとっても、しんどい展開ですよね。
なんであえて、あのシーンを入れたんだろう、っていろいろ考えたのですが……エモいシーンとしての描写というよりは、「ありのままの有馬かなを愛せますか」というファンに対しての問いかけにも見えました。(個人の感想です)
あと、ビンタをする話と一緒に、「あんたが死んでも悲しまない。死体にビンタしてすぐに忘れる」って言葉もあったから、重曹ちゃんが前に進むための、一つの区切りとして描かれている気がしました。そして今回の一連の行動によって、今度こそ有馬かなと星野アクアの縁は切れたんだな、とも。
アクアの台詞・表情・行動を事細かに見た、私なりの結論ですが、アクアから重曹ちゃんへの気持ちは、それほど強くはなかったと思います。
150話の脳内会議の言葉のニュアンスとか、シマカンと重曹ちゃんのシーンを眺めるアクアの表情とか、ボールが落ちるシーンとか、「気持ちに応えるのも良いかもしれない」とか。今回トークハットが落とされるのも、多分そう。細かいところで他にも色々あるんだけど……おそらく、そもそもメインヒロインとして設定はされていなかったと思うのです。
本人も「死体にビンタしてすぐに忘れる(146話)」「死んじゃった人への憎しみなんて、そう何年も持たないよ。愛情だってきっとそう(136話)」って言っていましたよね。
だから正直、重曹ちゃん自身のためにも、アクアのことは早めに忘れたほうが幸せなんじゃないかなとは思います。年相応の恋心であるなら、なおさら。アクアが一番に愛していたルビー、最後まで徹底的な献身を見せたあかねとは、関わり方がまったく違うのだから。
★Burning
そして、ラストのルビーの話。ボールにアクアの眼鏡かけてて……しんどいよね。あまりにも可哀想すぎる。
ラストページでは一応、立ち直りそうな流れにはなっていましたが……ルビーの絵にモヤモヤしたトーンがかかっているし…片目隠れているし、Burningの衣装だし。ドームまで命を燃やして頑張るのは確定なんだろうけど、本当に立ち直るのか、立ち直ったフリをして死に物狂いで頑張って、夢を叶えたあとに後追いするのか、どちらなのか読めなかった。
Burningとかメフィストとかアクマとか、その他あらゆる曲に、ルビーの不穏フラグが入ってるけど、それが反映されるのかどうなのか。「望みを叶える⇒会いに行く(命が消える)」みたいな流れの歌詞が、いくらなんでも多すぎますよね。アニメOPもEDの映像もそうだし。ドームの夢叶えたら会いに行く、って流れに見えちゃうよ、さすがに。
もちろん絶対に反映されるわけじゃないし、寿命が尽きるまで生きて、そのあとに会おうね、とも読むこともできるんだけど…。残り1話だから、本当にどうなるんだろう。
★せめてアンサーが欲しい
アクア(ゴロー)は愛するルビー(さりな)の為に自分の命も、夢も、何もかも捨てたのだから、最終話ではせめて、ルビーからアクアへのアンサーが欲しいです。
立ち直るでも後追いするのでも、アクアが亡くなってしまった今となっては、私としては正直どちらでも良いかなって思っています。もちろん、ルビーには幸せになってほしいけど……最愛の人を亡くしたルビーにとって何が幸せなのか、どうなれば幸せに生きられるのか、って部分が分からないから、簡単に立ち直る姿を安易には願えない。
アクアが守ろうとしたのはルビーの未来だから、ルビーがここで後追いすると、アクアの望みが叶わないってのは分かる。でも、ルビーがあっさり立ち直って、ドームの夢を叶えて、アイドルを卒業して、誰かと恋愛して結婚して……ってのもどうなんだろう、って思ってしまう。
アクアは、ルビーが幸せなら何でもいいって思っているんだろうけど。アクアが自分の命を投げ出したこと、最愛の人であるルビーを遺していったことを肯定するのも何か違う気がして。
165話でルビーはもちろん、ミヤコさんや姫川さんとか、皆が悲しんでいる姿を見て思ったけど、やっぱり身勝手で間違っていたよ、あの選択は。
ルビーが後追いしたら、アクアに課せられた「ルビーを守る使命」は失敗……ってことで、もう一度二人そろって再転生でも良いんじゃない?ダメかな。
私ルビー推しなのに、ルビーがアクア(せんせ)のことを思い出にして幸せになるイメージ全然できなくて。ダイジェストで立ち直って、せんせを忘れるくらいなら、後追いしててあの世か来世で結ばれてほしいって思ってしまう矛盾。そんなこと思いたくないのに。二人そろって生きていてほしかった。
あと、ルビーがあっさり立ち直ってしまうと、結局アクアの人生っていったい何だったんだろう、って思ってしまう、ってのもある。アクアにもゴローにも夢や希望があったはずなのに。
ここまでのバッドエンド展開に進むなら、いっそ二人の間の愛だけは余すところなく描かれていてほしくて…。今のままだと、アクアからルビーへの愛すら伝わっていないよね。
立ち直るにしても、アクアからの愛を知ったルビーが、命燃え尽きるまで頑張って生きる、って流れならいい(今のところ知る方法がなさそうですが)。
ルビーが愛を捧げるために命を投げ出して、アクアとあの世で会話するでもいい。二人とも再転生して今度こそ結婚できるなら、それでもいい。
アクア(ゴロー)とルビー(さりな)は、お互いに激重感情を抱いているのに、それがちゃんと伝わっていないのが問題で。相手に対する愛情を再確認して、その上でお互いが心の底から幸せって思えたなら、どんな形の終わり方でも良いかな、って思います。
というか、上に書いたルートですら本当は嫌で……157話直後まで時間巻き戻して、アクア生存ルートに進んでほしいです。ほんとはね。生きているアクアと、隣で笑っているルビーに会いたいです。
【推しの子164話感想/考察】ルビーならアクアを止められたのかな
※推しの子原作164話読んだ方向け ※ネタバレ注意
※結構な重大ネタバレあるので、アニメ派、単行本派の方は非推奨。
※ふせったーに以前書いた文章(2024年11月1日)を再掲しています。
【推しの子164話感想】
— 鞠乃りの (@marino25rino) 2024年11月1日
※アクルビ推しの考察です。ネタバレ注意。
ルビーならアクアを○○○○○○○○○○、とかぼんやり考えていた。 https://t.co/jFxLYm7oQN
※アクルビ推しの文章です。ネタバレ注意。
ルビーならアクアを止められていたのかな、とかぼんやり考えていた。
※考察というか、私が今思っていること。
★描写が…
アクアが亡くなってしまうのは覚悟していたけれど、想像以上の描写だったので、ずっと「いやいやいや……えええ…嘘やん…」って愕然としていました。苦しむ顔がリアルすぎて……読者の心が折れてしまいます。
ほかの方の考察でも言及されていましたが、殺人を犯したのだから楽に死なせない、苦しむ描写が必要ってことなんかな。それはたしかに、そう。現実世界に近いリアルな舞台設定の場合、他人に手をかけた者は大体、最終的に報いを受けるよね。それはそう。そうなんだけど……なんていえばいいの。
あとは、苦しむ描写を入れたほうが最期の安らかな表情とか、ルビーの為にその選択をした事実が、より際立って見えるとか……?んー。
でもね、でも、あの、そもそもアレなんですよ。ずっと真面目に考えていたんですが。
アクア死ぬ必要あったんかなって…。
我に返ったニノがカミキにダイレクトアタック!とか、刺されそうになったルビーをカミキがガード!とか、アイからの愛を知ったカミキが崖から単独ダイブ!とかでも良かった。何なら、あかねちゃんVSニノのシーンで終わっても良かった。そのうえでヒロインレースの決着……って流れでも良かったのに。この展開にした理由って何だろう。
結末は決めてたという話だから、アクアをあえて死なせたことに、何らかの意図があるとは思うのですよ。作者の伝えたいテーマ、メッセージがあるはず。バッドエンドだからダメというわけでもないし。
ただ、今の段階では、アクアが死ななければならなかった理由がうまく読み解けなくて。悲しいというか、戸惑っているという気持ち。アクア自身が生きたがっていて、死ぬ間際に後悔しているのが読み手としても辛い。ラストまで読んだら、すんなり読み解けるのかな。
150話以降ずっとアクルビアクルビ主張してきたから、アクアがルビーを愛していたのを知れたのは嬉しいよ。でも、だからこそ「なんでアクア…ルビーを遺していったの?」って疑問がどうしても消えない。というかアクルビ推しだけじゃなくて、他のキャラ推しの方も皆つらいよね。
アクルビ(ゴロさり)エンドになるってずっと信じてたけど、まさかこんな形で成就するなんて思わなかったよ。違う、そうじゃないんだって。二人で一緒に生きているだけで良かったのに。
「命を賭けるほどの愛は美しい」「他は全捨てして愛しか残らない」「愛を投げっぱなしで相手には伝わらない」ってのが激重で良いってこと?最終話を見たらわかるのかな。
絶望が深ければ深いほど、ほんの少しの希望が美しく鮮やかに見えるとか、そういう系でしょうか。でも、パンドラの箱の底に希望がなかったら、それこそ読者の身が持ちませんですどうしましょう。
読者のそれぞれに「推しの子」がいるので、推しに救いをください、とどうしても願ってしまう。『推しの子』って作品が好きで、キャラクターを推しているからこそ、やっぱり読者としては心が苦しいのです。
★アクアにその選択をさせないための、たった一つの方法
唯一、ルビーだけはアクアを止められたんじゃないかな。アクアはカミキやニノとの最終対決のこと、ルビーに対する本心を徹底的に隠していたから仕方がないんだけど。こうなる前に、もっともっと会話してほしかったな。
アクアを止められたとしたら、多分以下のような言葉。
「アクアが死んだら、私も死んじゃう」
⇒これが一番効果ある。ルビーから後追いするって強く言われたら、アクアはもう心中できない。アクアはルビー専属のセコムになって、延々と守り続けるしかない。(正直、セコムの状態を続けながら、カミキの対処をじっくり考えても良かったのでは…?って思う)
「アクアとせんせは同じだよ」
⇒アクア自身が「アクア=ゴロー」であることを受け入れられていれば、ルビーを置いて身勝手に死ぬことはできなかった。163話で気付くの遅いよー。ツクヨミちゃんもさ、アクアの心がやばいの知ってたんなら、もっと早くカウンセリングしてあげてよ…。
「アクアとせんせのどちらも好きだよ」
⇒150話の「ルビーは雨宮吾郎の事が好きなんだから、遊び人のアクアは手を出せない。世界でたった一人の妹、それだけで良い」という前提が崩れる。アクア=ゴローであるなら、アクアはルビーに手を出せる状態になるし、ルビーとの関係性が深くなればなるほど、アクアは死ねなくなってた。
っていうか150話は結局、アクア(=ゴロー)が、ルビー(さりな)に手ぇ出す出さないの自問自答していた、っての確定したし……手ぇ出す対象として見ていたんなら、本当にさっさと押し切られていれば良かったね。(いろいろ落ち着いたら、アクルビ関連の総まとめ書きたいなあ)
ちなみに、149話ラストのあかねちゃんの台詞、
「大切な恋人が出来たら、復讐なんてもっと出来なくなるよね?私……君の嫌がる事 よく分かってるんだからね アクアくん」
これって結局、かなちゃんじゃなくてルビーを後押しすべきだった、ってことなんだと思う。アクアの嫌がる事はわかっていたけど、相手が違ったって話。そりゃあ、まあ、前世や転生のこと知らないから、いくらプロファイリングが得意なあかねちゃんでも、妹がどうこうって思わないよ、仕方がない。
あー、やっぱり、アクアとルビーはもっと会話すべきだったって思ってしまう。原作者様はだからこそ、143話(キス回)以降、アクルビが真剣に話し合うシーンを入れなかったのかな。あの終幕が決まっていたなら、そうなるかあ。
でも、アクアが、ルビーのガチ恋告白にちゃんと向き合うシーンを見たかったよー。
(一応、まだ望みは捨てていない)
【推しの子164話/ドラマ】実写の第1話OP曲『アクマ』と「B線上のアリア」の話
※推しの子原作164話読んだ方向け ※ネタバレ注意
※結構な重大ネタバレあるので、アニメ派、単行本派の方は非推奨。
※ふせったーに以前書いた文章(2024年10月31日)を再掲しています。
【推しの子原作164話/ネタバレ込み】
— 鞠乃りの (@marino25rino) 2024年10月30日
※アクルビ推しの考察です。
推しの子実写の第1話オープニング曲『アクマ』と「B線上のアリア」の話。https://t.co/vLkgEARt9B
※アクルビ推しの文章です。
推しの子実写の第1話オープニング曲『アクマ』と「B線上のアリア」の話。
曲より先に歌詞を見たんですが、一行目から衝撃が止まらなくて、ゆっくり1文字ずつ噛み締めるように読みました。
直球な表現ばかりで、もう説明不要って感じなんだけど……。原作の最近の展開そのままじゃん。
1番がアクアで、2番はルビーの視点なのかな。
「彷徨う旋律~これは僕なりの愛だ」あたりはアクアだけ、もしくはアクアとルビーの二人の視点かも。
ラストはアクア視点に戻る、って感じ。
実写ドラマの1話目の曲だから、一応「アクア→アイ」の曲として見えるような歌詞にはなっているけど、これは……。激重感情がひたすら羅列されてて、ってか原作そのまますぎて、アクルビ(ゴロさり)推しの私はもう…あああってなるしかないやん。やばい。
繊細で心に沁みる歌声、間に流れるキラキラとした音の連なりが美しくて。原作の展開辛すぎでしょ助けてくれって思っていたけど、この曲を聴いて少し救われました。深読みするけど辛いけど。アクアにとって愛が救いだったんだなって。愛のために生きたんだなって。
★曲中の「B線上のアリア」について
「B線上のアリア」の元ネタは、バッハのバイオリン曲『G線上のアリア』。
バイオリンって複数本の弦があって、それぞれ音の高さが違うのね。で、弦を指で押さえずそのまま弾いたときに、ソの音が出るのがG線。バイオリンの場合、G(ソ)、D(レ)、A(ラ)、E(ミ)の4本の弦があるんだけど、このG線1本だけで演奏できるのが、『G線上のアリア』って曲なんです。
なお、CとかBとかって英語の読み方で、これを日本語の「ドレミファソラシ」に変換すると…
C(ド)
D(レ)
A(ミ)
F(ファ)
G(ソ)
A(ラ)
B(シ)
つまり、B線って「シ」の音の弦ってこと。
「B線上」のBは、「B小町」のBって意味もあるんだろうけど、あろうことか「シ」ってさあ……ああ、そういうことかあって思っちゃった。(ていうか、B小町のBの意味って明かされていないけど、まさか「シ(死)」じゃないよね…明るい意味もあるよね?)
『G線上のアリア』はバッハ作曲。作曲家のバッハが教会音楽に関わりがある人で、だからこの曲もそういう厳かな曲。しっとりした美しいメロディの曲で、多分聴いたことある方多いはず。
そしてどうやら、『G線上のアリア』は、お葬式でもよく使われているみたい。レクイエム(鎮魂歌)ではないし、結婚式にも合う曲調なんだけどね。演奏会のアンコールにも合う曲。
原作の展開が辛すぎて……ゴロさりに続いてアクルビもこういう別れ方かあ、とは思ったんだけどさ。命の代償を払い、たどり着く先は「死」ではあるけれど、でも、「愛以外ない人生」「これは僕なりの愛」って言い切れる相手がいるのは、儚くて美しいなって思いました。
………………。
………。
でも生きていてほしかったよお。泣
【推しの子163話感想/考察】最終話までの展開予想、アクアとルビーが激重感情を示すとしたら
※推しの子原作163話読んだ方向け ※ネタバレ注意
※結構な重大ネタバレあるので、アニメ派、単行本派の方は非推奨。
※ふせったーに以前書いた文章(2024年10月25日)を再掲しています。
【推しの子の展開予想】※アクルビ推しの文章
— 鞠乃りの (@marino25rino) 2024年10月25日
※163話を読んで思ったことをストレートに書きます。めっちゃ長い。
※いつもよりもシビアな解釈をするのでご注意を。
※何でも受け入れられる方、深読み何でもいいから読みたい方向け。 https://t.co/gMsKi7e6CX
※163話を読んで思ったことをストレートに書きます。めっちゃ長い。
※いつもよりもシビアな解釈をするのでご了承ください。
※何でも受け入れられる方、深読み何でもいいから読みたい方向け。
※推しの子164話以降に関する、割とシビアな展開予想(アクアとルビー中心)です。
便宜上、生死に関してもストレートな言葉遣いをします。
読まなくても大丈夫な文章なので、いつも考察読んでくださる方も、苦手な方はブラウザバックしてくださいね…!
(バッドエンド、鬱展開をたくさん読んで心構えをしておきたい、って方向けの文章です)
(バッドエンドに向かう最中、アクルビが激重感情を示すとしたら…というお話)
(可能性の一つであって、ただの私の戯言。自由に書いているので適当に読んでね)
163話の考察でアクアの生存の可能性にも触れましたが……まあ、正直厳しいとは思っています。100%確定じゃないけど、さすがにもう、心構えはしとこうかなって気分。(これで生存していたら嬉しいし、ダメだったときも衝撃が多少やわらぐかなって)
本当は生還してアクルビが支え合っていくエンドがいいけど…絶対そのほうがいいけど……!
生存して支え合うアクルビとか、幸せなアクルビは、二次創作でどうにかするしかないな…って自分を納得させている途中です。キャラ愛がある分つらいけど。(というかすでに生存ルートの小説書いて、自分をなぐさめました。願望が詰まっている)
というわけでー。最終話近づいてきたし、ノリを変えて好きなように書きます。
アクア死亡エンドを前提とした展開予想。(いつもの考察には混ぜて書けなかった)
考察というか、アクアとルビー、その他のキャラクターにとってバッドエンドよりの展開予想、解釈をするのでご注意くださいね。展開自体は、ほかでも同じような予想はたくさんされていると思います。
※アクアに対してシビアな発言をしますが、私はアクア&ルビー推しです。
★ハッピーエンド無理じゃん!?
ここまでの展開を見て、私は思いました。
「え、これ、ハッピーエンド無理じゃん…?」
というかアクア死亡エンドだとしても、尺が足りない。短編とかなら、死亡エンド→残された人たちが悲しみ前を向く、って展開で数ページでもまとめられるけれど、推しの子は4年半も続いた長期連載だし。魅力的なキャラクターがたくさんいて、それぞれに思い入れのある読者がいるわけで。
かなちゃんやあかねちゃんに関しては1話ずつ最終回があってもいいくらいだけど、それも無理そうですよね。残りがルビーの話ばかりでもおかしくない。メルトとかフリルとか、そのあたりのキャラクターは出てくるかも怪しい。アクアの生死が確定していない状態で、残り3話……え、本当に尺足りますか…!?
というか、あの……。
読者の多くが感じていると思うけど、アクアが死亡していた場合、アクアの身近にいた人たち皆バッドエンドでは…。アクアは、その選択で本当にそれで良かったんか…。
最終的にはみんな立ち直るんだろうけど、かなり苦しむだろうし、それだけアクアは愛されすぎていた。罪な男すぎる。
★予想される各キャラの反応
アクアが亡くなった場合の、各キャラの反応を想像すると…
(鬱すぎてすごい)
かなちゃん
⇒告白の返事は聞けず。卒業ライブは見に来てさえもらえず。っていうか、B小町の卒業ライブ当日に好きな人が亡くなっていたって辛すぎませんか。そもそもアクアの誘いでアイドル始めたんだし…B小町の活動を思い出すたびに、アクアのこと思い浮かぶじゃんダメじゃん。さすがに不憫すぎる。
あと、すしのこのときに「あんたが死んでも悲しまない。死体にビンタしてすぐに忘れる」って言っていたこととか、天おだ発言とか(天おだ発言は多分、163話の時点でもうすでに終わってますよね)。このあたりの過去の発言を思い返して、かなちゃんはきっと苦しむと思う。
あかねちゃん
⇒言うまでもなく功労者。ルビーを2度も守った時点で、アクアはあかねちゃんに返しきれないほどの恩がある。
あかねちゃんは命をかけてアクア(とルビー)を守ろうとしたのに、最終的にアクアが自ら命を投げ出してしまうとか……言うまでもなく可哀想すぎる。
しかも、あかねちゃんは、アクアの嘘(カミキをころしたこと)にも気付くだろうし。もちろん、アクアの命がけの嘘を誰にも言えるわけがない。そんな秘密を抱えながら生きていくだけでも辛い。「彼を救えなかった」って後悔はもちろん、「私が先に動くべきだった」「私なら彼を止められたかもしれないのに」ってあかねちゃんはきっと思うはず。
アクアには今ガチのときに助けられた恩があるとはいえ、カミキを見つけたり、ルビーの代わりに囮になったり、その他数えきれないくらいの貢献をしてきた。というか、付き合っていた期間も、アクアの心を救っていたよね。優しくて強いあかねちゃんにさせてしまうなんて……ほんとに……命がけで囮になっている間に、アクアが命を落としていた、なんて……あかねちゃんにとって酷なシナリオすぎる。
MEMちょ
⇒アクアはMEMちょに結構、気を許していた気がします(実年齢も性格も大人だから?)。ほかの女の子たちとは接し方がちょっと違ったよね。大人同士の空気感・信頼感があって、とても良かった。
MEMちょは心優しい良い子だから、自分が悲しみつつも一生懸命、ルビーやかなちゃんのフォローをしようとするんだろうなあ。MEMちょは推しの子内での癒し(デフォルメ)担当なので、楽し気な表情をしていてほしいのですが……。B小町に誘ってくれたアクアに感謝しているだろうし……アクたんになにかしてあげられなかったのかな、って後悔をしていそう。
ミヤコさん
⇒血のつながりのない息子を育ててきて、誰かのために頑張っている息子をそっと見守ってきたミヤコさん。母親からの愛を得られなかったゴローにとって、口には出せなかったけれど確実に"母親"だったはず。そんな母親に、「ああしていれば、こうしていれば……」って思いをさせるのか……。ルビーを守るために仕方がなかったとはいえ、親不孝者だよなあ…ほかに方法はなかったんかな。
姫川さん
⇒姫川さん、弟ができたことうれしそうにしてたじゃーん。家族がいない姫川さんは、半分とはいえ血のつながっている弟、妹ができてうれしかったよね。なんだかんだでかわいい弟だっただろうし……(アクアは、ボケたら的確なツッコミを入れてくれる貴重な存在だし…)せっかくできた弟がいなくなるとか辛い。
(というか、映画で姫川さんの両親関連、アレコレ暴露されてるけれど、それは本当に大丈夫なんだろうか…隠していてもバレるのでは?)
ルビー
⇒ほかの人ももちろん悲しむだろうけど、その中でも一番ダメージを負う人。前世での初恋の人を二度も亡くすとか、ルビー(さりな)の人生つらすぎませんか。
宮崎で遺体を発見したときの絶望が深すぎて、「絶対に殺してやる」って両目黒星発動させたけど、今回はどうなるん…。しかも、前回は復讐の相手がいたから、それがある意味生きる意味になっていた部分はあるけれど、今回はその憎い仇(カミキ)もいなくなっちゃったわけだし。
というか、「私が好きになった人は不幸になる」って苦しんでいたルビーが、ゴローやアイだけじゃなく、アクアまで失うとか。どういう絶望なん、それ…。
個人間オーディションのときに「私も死にたい」って言ってたじゃん。アクア(ゴロー)が推しで、生きる理由なのに。アイドルとして輝きたいのも、アクア(ゴロー)に愛を届けるためじゃん。それなのに、アクアが死んでしまったらどうなるん。
ルビーは光属性で多くの人を照らす最強のアイドルだけど、そうして輝けるのはアクア(ゴロー)が居るからだと思うんよね。むしろ、ゴローの遺体を見つけたあとは闇堕ちして、嘘の瞳を使って扇動していたわけだし。(このあたりは正直、カミキと雰囲気が近かった。顔も父親に似ていた)
双子の兄であり、結婚したいと思うくらい大好きな人を亡くすとか……がっつり闇堕ち……というか精神を病むよ…。アイドルを続ける精神状況にならないよ、普通は。
………………。
ねえ、これ、どうやったら救われますか???????(無理じゃん?)
(そしてあの……ヒロインレースとか、最終レースでレース場消えたレベルなんですが。それどころじゃなくなった。数か月前の私に伝えたら絶句すると思う)
★愛だけしか残らないエンド
正直、アクアはかなりやらかしているというか。周囲から愛されている分、遺された人たちの傷が深くなってしまう。死なない方向でどうにかならんかったんかな。
ぶっちゃけ、アクアが死亡するということは、推しの子に登場する多くの人にとって不幸でしかない。残り話数が少なすぎて、各キャラクターの反応が描かれるかすら怪しい。あかねちゃん、かなちゃんは、二人で支え合いながら、女優として切磋琢磨していくんだろうけど…。
相当なレベルのバッドエンド要素が散らばっているなかで、何を描くかっていうと、もうルビーの話、ゴロさり関連の話しかない。
ただ、アクアがやったことはルビーにとって一番酷なこと。163話でアクアは「この選択は間違っていたんじゃないか」って言っていたけど、まあ、それはそう。だけど、ルビーの未来を守るため、激重な愛を貫くために身勝手な行動をした。
……でもさ。これ、本当に身勝手じゃん。本当に。アクアを否定したいわけじゃないのですが、行動としては身勝手でしかない。
だって、妹のルビーが悲しまないわけないじゃん。ルビーの未来、アイドルとしての未来どころじゃなくてさ。ルビーが後追いする可能性くらい、容易に予想できるじゃん。でも、ルビーへの愛のために命をかけてしまった。ルビーが一番嫌がることをしてしまった。
だから私は、アクアがルビーに対する愛を投げっぱなしで消えるんだったら、ルビーも愛を投げっぱなしにして消えてもおかしくないんじゃないかって、そう思ってしまいました。
物語としては、「お兄ちゃんが守ってくれた命を大切にしよう」「アイドル活動がんばろう」ってなるのが自然なのかもしれない。誰とも結婚せずに年老いるまで生きて、あの世でアクアの魂に再会するとか、アクアの魂と一緒に再転生ってのも考えられるけど、それだと、あまりにもルビーの振る舞いが優等生すぎる気がして。
ここまで周囲の皆がバッドエンドな状況になるなかで、ルビーもなにかとんでもない選択をするんじゃないか、って考えてしまう。
アクアはルビーの未来(アイドルとしての成功)を願っていて、そのために死を選んだわけだから、普通ならドームの夢も叶うし、ルビーの未来は守られる。ルビーは死なない。普通なら。
でも推しの子だよ?誰も死なないエンドも十分にできたはずなのに、あえて主人公を死なせるってことは……もっと思い切った展開にしてもおかしくはない。
ルビーはアクアの後を追うんじゃないかな、って気がする。しかも、残りの話数が少なすぎるから、ドームの夢すら達成できない可能性すらある。
つまり、アクアは自分の夢も命も全部捨てたけど、たった一つの願い……ルビーの未来を守ることすらかなわない。言い換えると、「愛する人のために死んだ」って事実しか残らないっていう。
そして、ルビーがアクアの後を追って死ぬと、「お互い、激重な愛のためだけに死んだ」って構図が成り立ってしまう。(シビアすぎる)
結果的にお互いのためにはなっていないんだけどさ。激重な愛を相手にとって最悪の形で投げっぱなしにする……しかもお互いにそれを知ることすらない………………これはこれで激重すぎて、ありじゃないかなって思っちゃった。
アクアの願いは叶わず、激重な愛だけしか残らないエンド。今の時点で、バッドエンド(良くてビターエンド)まっしぐらなので、いっそ振り切ってしまうのもありなのかなーって。
★アクアの行動は悪手すぎる
アクアはルビーを守るために命を投げ打ったけれど……アクアの行動は悪手すぎるんよなあ。アクア自身も、163話で自分の選択を後悔していたし。後悔していなかったなら、まだ
アクア「妹を守るために死んで満足」
→ルビー「守ってくれたアクアの為に頑張って生きる」
ってストレートな流れでも納得できたんだけど、後悔してるってどういうこと。
アクア「妹を守るために死んだけど、選択を間違ったかも。身勝手だったかも」
→ルビー「アクアが死んで辛い。生きられない」
ってならない?
アクアが亡くなった場合、ルビーには死ぬ理由がいくらでもできてしまう。
「死んだら再転生できるかも」っていう薄っすらとした希望にすがるかもしれない。
「アクアを一人にさせたくない」って理由で、海に身を投げてしまうかもしれない。
「アクアも好き勝手なことしたんだし、私もいいよね。私もアクアのところに行くよ」って考えてもおかしくない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
台詞参考(ルビーの台詞):
(115話)私の好きになった人は皆死んじゃうのかなって思うと、人を好きになるのも怖い。
皆と同じ所に私も行きたい。私も死にたい。(※個人間オーディション内の台詞)
(121話)私ってなんなの?私に関わった人は皆不幸になる。私は不幸しか運ばない。神様、なんで私なんかを生まれ変わらせたの?
(143話)推しが居ると世界が輝く!このクソッタレな世界丸ごと愛せるようになる!推しを推してる間は、私の命にも意義があるって思える!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんなふうに言っていた子が、その大切な推しの命が失われたあと、まともな精神状態で生きていられるんかな。ルビーは強い子だけど、心の支えがいなくなると、さすがに無理じゃない…?
アクアが死んだことで、上の台詞、こんな意味になっちゃうよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
私が好きになった人(アクア)はやっぱり死んでしまった。人を好きになるのがますます怖くなった。アクアと同じ所に私も行きたい。私も死にたい。
私ってなんなの?私に関わった人は皆不幸になる。私は不幸(死)しか運ばない。神様、なんで私なんかを生まれ変わらせたの?
推し(アクア)が居なくなったから世界は闇に吞まれちゃった。このクソッタレな世界をもう愛せない。アクアが死んでしまったので、私の命に意義があるとは思えない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
アクアが命を落とした理由を、ルビーが知るかどうかも問題だけど、知っていても知っていなくても、正直、ルビーが立ち直るルートが見えないんですが…。
【ルビーが理由を知らないままの場合】
推しは殺されてしまったし、私の命に意義はないし、アクアと同じ所に行きたい。私も死にたい。
【ルビーが理由を知った場合】
私のせいでアクアは死んだ?私ってなに?私は不幸しか運ばない。私が愛した人は皆死んじゃうから、もう誰のことも愛せない。世の中はクソッタレにしか見えないし、アクアを死なせた私に生きる意味はない。
アクアはルビーの未来を守りたいって願っていたから、その願いを受け入れて前を向く……ってのも考えたけど、やっぱり無理がありませんか。アクアが死んだ本当の理由を知ったら、ルビーは自分を責めるしかなくないですか。自分の価値を信じられなくなる。アクアを死なせた自分を許せるかって話。許せないじゃん、きっと。せんせーだって、さりなちゃんを死なせてしまった自分を責めてたじゃん。その苦しみをルビーに背負わせて良いのかって。
仮に「せっかくアクアが守ってくれたんだから、頑張って生きよう」ってなったとして。その間もルビーは自分を責めつづけると思うんですよ。苦しみながら頑張るしかない。嘘で塗り固めた状態のまま、アイを超えるキラキラなアイドルをするってこと?どういう地獄?
残りの3話のどこかで、ルビーからアクアへのアンサー、愛を返すシーンが入ると思うんですが、入るとするなら「①頑張ってアイドルを続けて生き続ける」か「②後追いして命を捧げる」の二択。
でも、①のルートに進むには、アクアからの激重な愛を知らなきゃいけないわけですよ。つまり、アクアが自分を守って死んだことを、ルビーは知る必要がある。でも、知っちゃうと、アクアはルビーの為(ルビーのせい)で死んだことを思い知らされてしまう。そうなると、②のルート……後追いルートに進んでしまう。
なんか、いろいろ頑張って考えたけど、アクアの選択はやっぱり間違っていたんじゃないかなって気がする。ルビーの身体だけじゃなくて、心を守り切らないと意味なくないですか。心が死ぬと身体も死んでしまう。
原作者様は、「愛する人の為に命を捨てました。愛する人だけは無事に守り抜きました」じゃなくてさ。「不器用すぎる男ががむしゃらに愛を貫いた結果、その行動にほとんど意味はなかったけれど、でも二人の間に愛は確かにあったよね」みたいなのを描きたいのかな。全然スマートなやり方じゃないけれど、愛自体は本物で激重だから良い、みたいな。
★165話の最終ページが怖い
なんか、ラストの1話前(165話)の最終ページで、とんでもない引きを用意してそうな気がするんよね。ルビーが海に身を投げるシーンで終わりそうだし……というか、サブタイトルに「星野ルビー」って来そうで怖い。
164話:アクアがどうなったかの回答。
165話:ドームライブを行うならここ。(ない可能性もありそう)ルビー後追い。
166話:アクルビ再転生。※再転生しない場合、各キャラのその後とか?
165話のサブタイトルに『星野ルビー』が来たら確定でしかないんだけど、『星野アクア』ってサブタイトルと対になるから、それはそれで綺麗なんだよね。双子だからね。
アクアのしたことは、ルビーにとっての最悪の選択だから、ルビーがアクアにとって最悪の選択(後追い)をしたとしても、仕方がないよなって感じがしてしまう。展開としては最悪だけど、対にはなるなって思っちゃった。アクルビ推しとしては辛すぎるけど。
★不穏フラグがさすがに多すぎる
アクルビは比翼の鳥だと思っているから、アクアとルビーの生死は連動して動くと思ってしまうんよね。(全体が紫で、アクルビの翼がつながっている原作イラストの話です)
比翼の鳥:
空想の鳥で、雌雄それぞれが目と翼を一つずつもち、2羽が常に一体となって飛ぶという、中国の空想上の鳥。夫婦の仲のよいこと、男女の契りの深いこと、仲むつまじいことにたとえられる。
比翼の鳥モチーフのイラストを、前世バレ後に出した意味ってなんだろなーって。アクルビが比翼の鳥だとすると、アクアが飛べなくなると、ルビーも飛べなくなるじゃん。
あと、OPとEDに不穏フラグ多すぎ問題。
・1期EDメフィスト:病院の屋上で星に手を伸ばすルビー
※あらゆる望みのすべてを叶えたら、果たせたら、あなたに会いたい。
・2期OPファタール:手を繋いだままアクアが先導し、屋上から二人で飛び降りる
・2期ED burning:海に浮かぶルビー(メフィストのアクアと同じ)
アクアとルビーがそれぞれ、「貴方がいないと生きていけない。何もかも捧げてしまってもいい」を遂行することで、激重アクルビ……「致命的な愛(命を失いかねないほどの大きな愛)」が完成する、って流れです。(いくらなんでも重すぎる)
もちろん、ルビーには生き残ってほしいよ。頑張れそうなら頑張ってほしいけど、アクアがいない人生、誰のことも好きになれない寂しい人生って何、って思ってしまう。
もしルビーが、「アクア(ゴロー)がいないと生きていけない」って思って、「大切な人に愛を捧げたい」っていう想いでそういう悲しい選択をしたなら、もうルビー推しとしても受け入れるしかないのかなって感じてしまいました。
★せめて再転生で終わってほしい
ルビーが後追いするんだとしたら、もう再転生しか救いがないというか。二人とも死んで終わり、その後なにもない、ってのはいくらなんでも後味が悪すぎるから、再転生はあるんじゃないかな。
これはアクルビ推しのただの願望だけど、今度は年の差のある男女じゃなくて、年齢の近い他人の男女として生まれてほしいなって希望もある。なんか、年の差とか血縁とかでハードルが色々あったんだから、今度は他人として普通に恋愛してほしいなって思っちゃう。
ゴロさり・アクルビの記憶が一部でも残っている状態だったら、アクルビ推しとしては大変助かるんだけどなあ。記憶が残っていなかったとしても、台詞や表情、行動にアクアとルビーの面影が残っていたなら、読み手としても救われる。
ゴローとさりな、アクアとルビーとしての物語は終わったけれど、生まれ変わって再び出会って結ばれる、って展開なら、ハッピーエンドとはいえないけれど、救いはあるかな……て感じました。
(愛を投げっぱなしのまま二人とも死んで再転生なし、っていうエンドもあるけど、それはさすがに読者……というか私の心が持ちません。許してください)
★率直な気持ち
正直、ここからファンタジー展開でアクア生存ルートに入っても良いんだけどね。今回の予想外れて良いから、ハッピーエンドになってほしい。
アクアとルビー以外にも魅力的なキャラクターがたくさんいるから、誰にも悲しんでほしくないなって思います。残りの3話で、どこかに救いがあることを祈るしかない。
(ここまで長文お読みいただきありがとうございましたー!)
【推しの子163話感想/考察】アクアとゴローが幸せと思う風景
※推しの子原作163話読んだ方向け ※ネタバレ注意
※結構な重大ネタバレあるので、アニメ派、単行本派の方は非推奨。
※ふせったーに以前書いた文章(2024年10月24日)を再掲しています。
【推しの子163話感想/考察】
— 鞠乃りの (@marino25rino) 2024年10月24日
※アクルビ推しの文章です。
アクア(ゴロー)がルビー(さりな)の事を○○○○○のはよく分かったけれど……あまりにも○○○すぎて、○○○○○○○○○○○かなって思ってしまう。https://t.co/kADERMgI6Z
※アクルビ推しの文章です。
アクア(ゴロー)がルビー(さりな)の事を想っているのはよく分かったけれど…
あまりにも不器用すぎて、どうにかならなかったのかなって思ってしまう。
とりあえずさりなちゃんが可愛すぎる。異論は認めない。
というか表情がルビーにかなり似ているのが気になった。アクアが見た夢だからってのもあるのかな。やっぱり魂は一緒なんだなーって思いました。
★アクアは助かるんかな…気になったこと
流れとしてはなかなか厳しいのですが…ラストページの文章からは、以下のように読み取りました。
・ツクヨミちゃんの台詞「その全てが『君』で『星野アクア』だったよ」
⇒日本語的に微妙な表現。そのまま素直に読むなら、死亡ルートだけど…。
一応、「だった」の「た」には本来、過去形の意味はないっぽいです。
(過去の話に限らず、現在につながる出来事の場合にも使われたりする)
※サクッと調べた。間違ってたらごめんなさい!
なので「星野アクアだった」=「星野アクアではなくなった(死亡した)」と断定はできない。『君』=アクア=ゴローなので、アクアかゴローの片方の意識が残って生還するルートも考えにくいかなあ。
・ラストページ左下「”君”にサヨナラを──。」
⇒助からない可能性高めな文章。
ただ、アクアが"死亡してサヨナラ"ではなく、ツクヨミちゃんとの"サヨナラ"って解釈も一応できる。この場合は、ツクヨミちゃんがアクアに命を与えて身代わりとなり、アクアは生還。
ツクヨミ→アクアへの目線が、親→子、なので、ツクヨミが命を賭ける展開もゼロではないかな、という感じはします。カラス(?)の恩返し的な。
・ラストページ中央下「次号、そしてアクアは──。」
⇒死亡、生存、再転生のどれもあり得る。
(アクアは病院で目覚めた、生まれ変わったとか、いろいろな文章につなげられる)
163話を最初に読んだときは、死亡確定なのかな、と思ったのですが、一応確定ではなさそう?(かなり厳しい状況ですが…)
ラストページでアクアの姿が消えてしまっているのですが、あれはイメージ的な描写なので、ひとまず現実世界での描写待ちですね。
(率直にいうと、「アクアはどうなったの!?」みたいな引きが3連続(161話~163話)ずっと続いているので、「逆に生きてるんじゃ…?」みたいな気持ちもちょっとあります。あと、グッズの売り上げにも影響するだろうし)
★え、アクアが後悔してる…
163話は、150話のアンサー回でしたね。アクア=ゴローで確定。アクアと脳内ゴローの謎の会話も、今なら理解できる。
「僕は自分の気持ちに自信が持てない」って台詞があるけれど、150話はたしかにそんな感じだった。アクアとゴローで脳内会議(自問自答)を始めるし、自分でもわけわかんなくなっていたよね。
というか、アクアが「選択は間違っていたかも」とか「妹を遺してただ身勝手に死んで 周りに迷惑をかけただけ~」みたいな話をするのは意外でした。(162話で「良かった 今度は君より先に逝ける」って満足そうな微笑みを浮かべていたので)
通常なら「妹を置いていくと悲しませる」って思考回路になるところですが、そこは妹を守りたい一心で振り切ったのかなって思っていました。そっか、後悔しちゃったのか…(それも辛いなあ…)
後悔に至るまでの流れとしては、
さりなちゃんがB小町にいる夢を見る
→その景色を幸福に感じている自分って誰?
→ゴローとアクアはどちらも『君』(二つの視点があるけど人格は同一)
→選択を間違えたかも、身勝手に死んで迷惑をかけたかも
こんな感じですね。
アクアとゴローを切り分けられていれば、まだ良かったけれど、さりなちゃんの夢を見ているうちに、「アクア=ゴロー」ってことを思い知らされた。その結果、
「さりなちゃんの夢を見て幸せを感じている自分はゴローでありアクア」
「アクアなら消えても大丈夫って思い込もうとしたけれど、アクア=ゴローであるなら、やっぱりルビー=さりなを悲しませるのではないか」
「ルビー(さりな)を置いていったのは間違っていたんじゃないか」
って思ったのかな。
多分、「アクア」として身勝手に死んでいく覚悟はできていたんだと思う。映画公開できないかもとか、いろいろ迷惑をかけるかもとかは思っていただろうけど。アクアとしての夢を全部捨てて、ルビーを守ることに命をかけた時点で、ルビー以外の人たちへの気持ちを振り切った感がある。
アクアは「アクア=ゴロー」であると気付いたあとに後悔をしているけれど、実際のところ「アクア=ゴロー」に関係していて、影響を受けるのはルビー(さりな)だけ。だから結局、アクアは163話でもルビーとさりなのことばかり考えていて、彼女を遺していく身勝手を自覚して、後悔している。選択を間違っていたんじゃないか………………(って、そりゃそうだよー)
★"妹"を強調する意味
カミキと話すときのアクアが、ルビーのことをやたらと"妹"って呼び方をしていたのも気になっていて。一連の流れを見て思ったのですが、"妹"以外の属性を増やしたくなかったのかな、って感じがしました。たとえば、"ゴローに対してガチ恋しているルビー"とか、"ゴローとアクアの両方を好きでいてくれるルビー"とか。
150話で「さりなちゃんが幸せそうだから、そのうち俺(ゴロー)は消える」とか「ルビー(さりな)は雨宮吾郎の幻影を見てる」とか言い訳をしていたのも、「ルビーはアクアを見ていない」「アクアがこの世から消えても、ルビーは立ち直るから大丈夫」って言い聞かせているようで。
ルビーがゴローだけじゃなくて、アクアに対しても特別な感情を抱いていた場合。その事実に気付いてしまったら、アクアはますます、命を捨てることができなくなってしまう。カミキと心中する覚悟がゆらいでしまう。
アクアがガチ恋告白に向き合おうとしなかったのは、ルビーからの愛情(ルビー→アクア)に気付きたくなかったから……ってのもあるのかも。
今更嫌われるのは無理にしても、兄妹として一定の距離を保っていたほうが、自分が死んだときのダメージが少なくて済むから。だから、"妹"であることにこだわった言い方をする。
アクアに対して強い愛情を持たれてしまったら、ルビーのことをますますこの世に置いていけなくなってしまうよね。(兄が妹を置いていく時点で…って話ではあるんだけど)
★アクアの痛みも後悔もそのまま?
アクアが、妹を守れたことに満足して消えていくならまだ良いのですが、後悔したまま『星野アクア』としての人生を終えるのってどうなんだろう…?
「妹を守る使命を果たせた」って気持ちで消えていけるなら、ある意味アクアにとっての救いでもあるし、「今度こそさりなちゃんを救えた!」って達成感はあると思うのですが、163話でアクア君、「俺が消えたらルビーを悲しませる」「周りに迷惑をかける」って気づいちゃったよ……。
(そりゃあそうだよ……読者のほとんどがそう思っているよ…)
ツクヨミちゃんは、アクアのことを肯定して励ましてくれたけれど、アクアが死ぬ間際に気にしていること(選択を間違っていたかも、妹を遺して~)って部分には答えていないんよなあ。
アクアが死んだら、ルビーが悲しむのは確定事項だけど、本当にどういう流れになるんだろう。自身の行動を後悔したまま、ルビーを心配したまま死んでしまうのは、なんだかアクア自身が報われなさすぎて見てて辛い。
13ページでアクアが俯いている姿が、なんだか可哀想で。不器用すぎるよ、この人。展開としては苦しい状況ですが、どうにか生きていてくれないかなって思ってしまいます。
162話のラスト、満足げな表情で沈んでいくシーンで終わりじゃなくて、わざわざ後悔している様子を出してるわけだし……やっぱりこのまま消えちゃダメだよ、ってならないかな。
個人的には、生きてルビーの隣にいるエンド(カミキころしの罪はバレない。二人で一緒に罪を背負っていくエンド)を希望しています。無理なら「再転生(ルビーとの再会込み)」かな。
どの展開に進むとしても、ルビーがアクアに対して愛を返すターンを見たくって。どういう形で愛を届けるかは分からないけれど、彼の後悔を吹き飛ばすくらいの愛情を注いであげてほしい。どうにかアクアを救ってあげてほしいなって思います。
【推しの子162話感想/考察】星野アクアの使命、前世からの課題と本物の愛
※推しの子原作162話読んだ方向け ※ネタバレ注意
※結構な重大ネタバレあるので、アニメ派、単行本派の方は非推奨。
※ふせったーに以前書いた文章(2024年10月3日)を再掲しています。
【推しの子162話感想/考察】
— 鞠乃りの (@marino25rino) 2024年10月3日
星野アクア(ゴロー)はもう本当に…
○○○○○○のは分かったけど、ルビー(さりな)を○○○○○○○○でしょ…
※アクルビ推しの感想と、真面目な考察です。 https://t.co/BLG9rRvOcV
▼ネタバレOKな方はどうぞ。
星野アクア(ゴロー)はもう本当に…
愛が重すぎるのは分かったけど、ルビー(さりな)を置いてっちゃダメでしょ…
※アクルビ推しの感想と、真面目な考察です。
アクア(ゴロー)は本当に……どこまでも自己犠牲型なんだなって思いました。ラストのページを見て、「いや、良くないよ!!!」って叫んでしまった。愛が深いのは良かったけれど。本当に良かったけれど……感動したけれど………愛の投げっぱなしは良くないよ…。
これ、シビアな判断をする作家さんだったら、アクアを絶対生き返らせないし、転生もさせない気がする。「愛する人を守れなかった」って後悔を、星野アクアとして転生することで今回果たせたわけだから、次に転生する理由がなくなってしまう。
このままアクアとルビーの魂が再会できないってなるとバッドエンドすぎるので、それはないとは思うのですが……アクア(ゴロ―)はまあ、大切な人を守れて満足かもしれないけれど、ルビー(さりな)が可哀想すぎる。
それに、アクアはルビーに対して、命を捧げるほどの愛を抱いているのに、「愛してる」って伝えることすらできないん?アイは最後に「愛してる」って言えたけど、それすらもできないまま?
一般の文芸書で、愛し合う二人の片方が死ぬか二度と会えなくなって、残された相手が苦しみながらも前を向いて生きていく……みたいなパターン結構ある気がするけど、私これが苦手で恋愛小説あまり読めなくなってしまったんですよね。愛が重くて美しくて物語としては好きなんだけど、感情移入すると苦しくって。
というか、これだけグッズ展開している作品で、主人公死ぬ展開ってあるんかな。ここまでキャラクター売りしている中で主人公を退場させるのは、かなり勇気がいる気がします。
★満月がめっちゃキレイ
この前お月様の形について、アレコレ調べて考察に書いて、「完全体の満月もうそろそろ来ないかなー」って思っていたけど、「思っていたのと違う」って気持ちにはなった。めっちゃキレイだけど。そうじゃない。
ツクヨミちゃんは空中に浮いていて、神様らしさが増していたから、まだアクアの生存可能性は残っていそうですね。原作ではさりなちゃんが亡くなった日に完全体の満月が出ていたので、その気になればアクアの魂の保存もしてくれそう。というかツクヨミちゃん美しすぎる。
アクアはラストのページでアイと同じ表情をしているけれど、かろうじて瞳にちょっとだけ光が残っているので、まだ命の灯は消えていないはず。というか、ここからどうにかできるのツクヨミちゃんしかいないので、もう神頼みしかない…。
★161話で語られていた、アクアの夢の話
アクアが自分でカミキをころしてしまった以上、生き残ったとしても、やっぱりアクアの夢は叶わないんだろうな…って思いました。たとえアクアが生き残ったとしても、気持ちの面でいろいろ難しい。
というか、アクアが何のダメージを受けないまますべて夢を叶えるって展開になったら、納得できない読者が多いんじゃないかな。カミキは救いようがない悪人だし、アクアがああいう選択するのも仕方がないけど、さすがに肯定できる行為ではないから。
以下が、アクアが語っていた夢。
いつか外科医になって
→人をころしてしまった以上、その手で誰かを助けるのは無理。というか、アクア(ゴロー)は自責の念が強すぎるので、性格的に無理。
有馬の気持ちに応えるのも良いかもしれない
※これは一応、解釈2通りある。
・(好きだと言ってくれた)気持ちに応える、の場合
→人をころした以上、かなちゃんとは付き合えない。というか、かなちゃんに限らず、事情を知らない人と付き合うのは誰であっても無理。
・(外科医の夢を応援してくれた)気持ちに応える、の場合
→外科医にはなれないので、気持ちに応えられない。
姫川とまた海へ行く
→姫川さんの父親をころしてしまったが、その事実を話すわけにはいかない。遊びに行くことくらいはできても、姫川に対して完全に心を開けない。というか、アクアは何となく距離を置きそう。
ミヤコさんを母と呼んで
→ミヤコさんを犯罪者の母にさせられないので、母と呼べない。
あかねに受けた恩を全て返して、今度こそ対等な関係を築きたい
→あかねちゃんはきっと、アクアがやったことに気付くはず。絶対に周囲に言わないだろうし、なんなら隠ぺいまで手伝ってくれそう。でも、あかねちゃんが止めてくれたのに、やり遂げてしまったっていう負い目もある。ルビーの身代わりまでやってくれたのに、ある意味彼女の優しさや頑張りを無駄にしてしまった。だから、そういう負い目がある以上、対等な関係を築き直すのは無理。
ルビーがドームに立つ姿を絶対に見届けたい
→生き残ったアクアに唯一許されるのは、この夢だけだと思う。ルビー以外を全捨てしたからこそ、ルビーに関する内容だけは許されるというか。ルビーがドームに立つのをサポートするのも、「ルビーを守る」という使命に沿うものだから、神様からも許される。
ルビー以外の夢は叶わないのでは、っていう話については、前回の感想に書いているので、良かったらこちらも。
(「★アクアが語っていた夢の数々」の部分)
https://marinorino.hatenablog.com/entry/oshinoko161-01
★再転生ルートとアニメOP、EDの話
アクアが再転生する可能性も考えたけど、今回の162話を見たら、その線は薄くなったかなーって感じがしました。アクアの使命が「ルビー(さりな)を守ること」であるなら、今すぐ転生して誰かに生まれ直したところで、ルビーを守ることはできないから。再転生があるとすれば、もはやアクルビ二人そろっての再転生な気が。
メフィストの歌詞全体、映像をじっくり眺めると、これルビーも大丈夫なん……って気持ちにはなってしまう。
望みの総てを叶えたら、あなたに会いたい、とか。星の子たちよ、と呼びかけてからの、お眠りなさいとか。メフィストはアクルビ→アイに見えるけど、アクア→ルビー、ルビー→アクアにも見えるの凄いよね。
(メフィストは意味深な部分が多すぎるので、実際の歌詞をぜひ見てみてください)
メフィストの映像もいろいろやばいですよね。ルビーが屋上で一人で立っているシーンに謎の足跡(二人分?)があるけど、ルビーとアクアが一緒に屋上に来て、アクアだけが戻って行った風にも見えるし…。これだと辛い解釈しかできないけど、病室で振り返っているルビーの姿とか、アクルビ+アイの走馬灯映像のあと、アクアがフードを外して立ち上がっているラストシーンを見ると、アクアの生存フラグにも見えるし……なんとも言えない。
あと、今回メフィストの歌詞や映像が原作とリンクしている以上、アニメの他のOPやEDにも伏線が入っている可能性あるよね。2期OP(ファタール)の映像で、二人が手をつないだまま屋上から落ちているのとか、2期ED(Burning)でルビーが水中みたいなところを漂っているのとか、まあ不穏フラグが多いなあとは思う。
個人的にはメフィストのサビ手前、アクアのパーカーの心臓の位置に、太陽マークが入っているのかなり好きです。アクアにとっての太陽(推しの子)はルビーだから。
★転生を繰り返しているかもって話
ゴロさりの時点で、お互いへの思い入れが半端ない(というか、ゴロー→さりなちゃんが特に重すぎる)ので、もしかしたらゴロさりの前にも前世で会っているかもですよね。それこそ前前前世から、その前からずっと。
スピリチュアルの概念で「ツインソウル」ってのがあるのですが、もしかしたらゴロさりもそういう系かなって感じはしました。(「ソウルメイト」なら、聞いたことある人多いんじゃないかな。それの上位版って感じ。恋愛系・占い系コラムとかによく出てくるやつです)
めっちゃ簡単に説明すると、こんな感じ。
※流派?によって多少解釈が異なるっぽい。
・1つの魂が2つに分かれて、何度も転生して巡り合う
・魂の片割れ
・恋愛関係に発展するとは限らない
・三次元の恋愛パターンに囚われない。愛を魂レベルで受け取り、真実の愛を共有するのが課題
参照元サイト:
ツインソウルとは?ソウルメイトとの違いや特徴と課題について
https://blog.niikee.jp/spiritual004
(ちょっと説明が大変なので詳細は割愛…!上記の参照元サイトが分かりやすかったので、気になる方は読んでみてね)
★宝石の話(アクアマリン・ルビー)
宝石の意味も調べてみました。アクアマリンとルビーの宝石の意味は以下。
アクアマリン
・石言葉→沈着、聡明、勇敢など
・船乗りが航海のお守りとして持っていたらしい。
(アクアマリンを身に着けることで、不慮の事故や災難から守られる)
ルビー
・石言葉→情熱、愛情、純愛、熱情、勝利、自由、勇気など
・宝石の女王、と呼ばれる
・美しさの象徴
普通に、推しの子のアクアとルビーっぽいですよね。
宝石は元来お守りとして身に着けるものなので、宝石のルビーにも「持ち主の身を守る」とかそういう意味はあるのですが、アクアマリンのほうが「守る」という意味が特に強い印象を受けました。アクアが今回、「僕の生きた理由=ルビーを守る為」って思ったのも、宝石のアクアマリンに通じるものがありますよね。「愛する人を守ること」がアクアの使命。
そして宝石の意味を推しの子に反映するなら、ルビーの使命は「愛を与えること」なのかな、って思いました。アイドル活動にも通じるものがあるので。
というか、アクアもルビーも方法が異なるだけで、結局は「愛すること」が使命かなという感じはします。相手を危機から守ることも愛。情熱的な愛を注ぐことも愛。
★ルビーの使命
ルビーの転生の理由は明かされていないですが、もし「愛を与えること」とか、そういうのが使命であるなら、やっぱりアクアは生き残らなきゃだよなーって思います。何らかの身体的なダメージを受けたとしても、罪の意識を背負うことになったとしても。
ルビーがアイドルを目指したのも、これまで頑張ってきたのも、アイ超えを目指したのも、結局はゴローとアクアのためですよね。
せんせの言葉がなければ、アイドルになろうだなんて思わなかった。せんせに見つけてもらいたくてアイドルになった。147話でルビーはカミキに、「ママより推して貰える存在になる。過去を見てる余裕が無いくらいに」って言っていたけれど、これも、過去ばかり見て苦しんでいるアクアのためですよね。
だから、やっぱりアクアがこのまま消えてしまうと、ルビーの使命は果たされない。アイドル活動で愛を多くの人に届けられたとしても、一番届けたい人に届かなかった……ってのはあまりにも残酷すぎる。
アクアは「ルビーを守る」という使命を果たせたと思っているから、このまま自分が消えてしまっても満足しちゃうんだろうけど、ルビーは本当の願いを叶えられていないよね。後追いする可能性がある以上、ルビーの心と体を守り切れてはいない。だから、アクアは助かるんじゃないかな。
っていうか、ツクヨミちゃんから喝を入れられる気が。「今回ので守り切ったつもり?まだ果たすべき使命があるでしょ。守り続けるのが役目じゃないの?」ってお叱りを受けてほしい。
★アクア(ゴロー)の課題
アクアは「なんでそうなるの…」ってくらい、自分の命を軽く見るよね。ゴロー時代から続く、この自己否定の考え方は、彼の乗り越えなきゃならない課題だと思う。自責の念が強すぎる。
アクア(ゴロー)の課題は、
・自分を大切にすること
・他人に合わせるだけじゃなくて、自分の気持ちに素直になること
・与えられた愛をちゃんと受け取ること
このあたりだと思うんだけど、アクアになっても全然乗り越えられていないんよな……。だから、この課題を手助けするのがルビーの役目だと思うんだけど。ルビーなら全部できるはず。
ファタールの映像、恋人繋ぎの直前にゴローとさりなのシーンがあるよね。(祖母に「産医になるのね」って言われているシーンと、さりなが窓の外を一人で寂しそうに見ているシーン)
このシーンが二人の前世で"刻まれた痛み"だとすると、この痛みを癒せるのは、やっぱりアクアとルビー、お互いの存在なんじゃないかなって思う。こう考えると、二人が恋人繋ぎをしているのも納得感が出るし。
このままアクアがしぬと、”使命”を果たせていないし、"痛み"も解消されていない。っていうかアクアがいなくなると、さりなちゃんが一人で寂しく外を見ているシーンがそのまま再現されてしまうから、やっぱりアクアはしんでいる場合じゃないよ。
人の命を奪った以上、生き残るのは辛いこと。このまましんでしまったほうが、アクアは楽なのでは?っていう意見もあるとは思うけど……。でも、自分のせいでルビーが苦しむのも本意ではないだろうから。苦しくても生き残って、ルビーのために嘘を貫き通すのも"愛"だと思う。
★とりあえずアクルビは会話して
もう何度も言いすぎてるんだけど、アクルビはとりあえず話し合った方が良いです。アクアは、ルビーに話を聞いてもらったほうが良い。自分を大切にすることが、愛する相手にとっての幸せになるってことを、ちゃんと教えてもらったほうが良い。
アクアは隠れて行動して、重すぎる愛を一方的に投げて去っていこうとしているけれど、結局自分は相手からの愛をちゃんと受け取れていないってのが大きな問題。アクアとして生まれて、周囲から愛を注がれてきたのに、その愛を受け取るのが絶望的に下手すぎる。
だからアクア(とルビー)がちゃんと本物の愛を知って、それを受け止めて幸せになるところまで、物語が続いていってほしいなって思います。